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運動習慣をつける方法とは?運動を覚えるための工夫の実際について解説

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「家でもリハビリを続けたいけど、やり方を忘れてしまう」
「一人だとモチベーションが続かない…」

と不安を感じていませんか?

パーキンソン病の進行を和らげるには、お薬だけでなく『運動の習慣化』が大切です。

簡単なメモやイラストを残す小さな工夫が、運動を長く続けるための確かな土台になります。

本記事では、理学療法士として多くのパーキンソン病の方に伴走してきた専門家が、実際のお客様が実践していた『運動を覚えるコツ』を分かりやすく解説します。

不安を解消し、自分らしい毎日を守るためにぜひ最後までご覧ください。

パーキンソン病は運動習慣が大事

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パーキンソン病において、早期からの運動習慣は大切です。

なぜなら、体を動かし続けることが『脳の底力』を高め、将来的な症状の進行を抑える可能性があるからです。

最新の研究でも、発症初期から運動習慣を持つ方は脳の適応能力が高く、診断後に運動量を増やすことでさらにその能力が高まることが分かっています。

その結果、10年以上先の生活において重い運動障害へ進行するリスクを大幅に減らせるという結果が示されているのです(Tsukitaらの研究, 2025)。

ただ機械的に体を動かすだけでなく、バランスや歩幅を意識しながら『自分で考えて行う運動』を取り入れることがポイントになります。

お薬による治療と運動を車の両輪として習慣化し、脳の底力を引き出していきましょう。

運動習慣をつける工夫とその根拠 3選

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パーキンソン病の運動を生活の一部にするためには、無理なく続けられる仕組みづくりが欠かせません。

ここでは、科学的な研究結果に基づいた運動を確実に身につけるための3つの工夫をご紹介します。

ご自身のやりやすい方法を探してみてくださいね。

運動方法を覚える

運動を正しく覚えるためには、ご自身のスマートフォンを活用して『実際の動き』を映像で記録し、見返せるようにすることが大切です。

紙の文字だけで複雑な動きをイメージするのは、意外と難しいものですよね。

実際に自分が運動している姿を動画で撮影しておくと、後から『手の位置』や『動かすスピード』を正確に振り返ることができます。

専門家と一緒に回数や力の入れ具合を確認しながら動画に残すことで、「これで合っている」という安心感につながるという報告も存在します(Ouegninらの研究, 2020)。

紙にイラストをシンプルに添える

運動のメモ書きには、簡単な絵や図を書き加えるのがおすすめです。

文字だけの説明よりも、視覚的なイメージがある方が脳に記憶として残りやすくなります。

実際の研究でも、指導にイラスト付きの紙を使った方は、文字だけの紙を渡された方に比べて、内容を思い出す割合が35%も高かったと報告されています(Hillらの研究, 2016)。

作成したイラスト入りの紙を自宅の冷蔵庫など目につく場所に貼っておくことで、日々の運動を思い出す良いきっかけになりますよ。

棒人間のような簡単な絵で構いませんので、パッと見て分かりやすいメモを残すようにしてみてください。

家族や友人に『説明してみる』を習慣化する

教わった運動の内容を、ご家族や身近な友人に自分の言葉で伝えてみることも非常に有効です。

人に教えようとすることで、頭の中で運動のポイントが自然と整理されていきます。

これは『ティーチバック法』と呼ばれる手法です。

習ったことを自分の言葉で説明し直すことで、内容の理解が深まり、自分にもできるという自信が高まることが多くの研究で証明されています(Talevskiらの研究, 2020)。

「今日はこんな運動を習ったよ」と会話の中で実演してみるのも良いですね。

身近な人に運動のやり方を話す習慣をつけて、記憶への定着とやる気の向上につなげていきましょう。

運動を覚えるためにしている実際の工夫

運動を毎日の日課にするためには、自分に合った覚え方を見つけることが大切です。

ここでは、実際に運動を習慣化できたお客様がとても良い実践をされていました。

ご自宅でどのような工夫をされているのか、具体的な実例をご紹介しますね。

運動施設『アスパス』のお客さまの実例

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鹿児島のパーキンソン病専門自費リハビリ・運動施設のASPATH(アスパス)をご利用されている60代の男性のお客様は、ご自身にぴったりの工夫で運動を毎日の日課にされています。

独自の記録方法を取り入れたことで、やり忘れや動きへの迷いがなくなったようですね。

運動についてのメモをとじていく専用の緑色のファイルを準備し、そこに日々の運動メニューを丁寧にまとめられています。

毎日そのファイルを開く行動そのものが、自然と運動を始めるスイッチになっているそうです。

自分専用の記録アイテムを用意することが、運動を長く続けるための立派な土台となっていますよ。

まずは運動の内容をトレーナーと確認

最初に行うのは、スタジオでトレーナーと一緒に正しい運動の動きを確認することです。

専門家に見てもらいながら動くことで、自分では気づきにくい姿勢の崩れや力の入れ具合を的確に把握できるためですね。

具体的には、アスパスでのトレーニング中に、ご自身が運動している様子をスマートフォンで動画撮影されています。

その動画をトレーナーと一緒に振り返りながら、

「もう少し腕を上げる」
「ここで息を吐く」

といった細かいポイントをしっかりとすり合わせているのです。

専門家との確認と客観的な映像の振り返りが、ご自宅での安全で正しい運動の土台となっていますよ。

紙に文章でメモする

動画で確認した運動の内容は、忘れないようにご自身の手で紙へ丁寧に書き出されています。

頭で覚えるだけでなく、手を使って文字に起こす作業そのものが、記憶をしっかりと定着させてくれるようです。

実際のメモを見せていただくと、『お腹回りのマッサージ』『ゆっくりバンザイ』といった具体的な手順が順番に書かれていました。

「20秒ほど」「3セット」といった重要な数字には赤い線を引いて、パッと見てすぐに内容が把握できるようにまとめられている点も素晴らしいですね。

大切なポイントを文字で抜き出し、分かりやすく色をつける作業が、ご自身の理解を深めてくれています。

イラストも添えて視覚化する

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メモした文章の横には、動きのイメージを伝える手書きのイラストが添えられています。

文字だけの記録よりも、絵があることでパッと見た瞬間に「どんな姿勢をとればいいのか」を直感的に思い出しやすくなりますよ。

『首の上のほぐし』や『背中のねじり』といった文字のすぐそばに、座った姿勢や手の位置を描いた可愛らしいイラストが描かれています。

矢印を使って顔を向ける方向も示されており、まさに世界に一つだけの立派な運動マニュアルが完成していました。

自分なりに動きを絵にして表現することで、より確実に運動を覚えられ、日々の継続にむすびついていますね。

運動習慣をつけて健康に過ごそう

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運動を習慣にするためのコツや、ご自宅で実践できる具体的な覚え方をお伝えしました。

まずは緑のファイルを用意したり、簡単なイラストやメモを添えたりと、ご自身が楽しいと感じる工夫から少しずつ試してみてくださいね。

日々の運動習慣は、お薬の調整と同じように、あなたの身体のベースを支える大切な柱となります。

「今日はここまでできた」という小さな積み重ねを記録しておくことで、ご自身のモチベーション維持にもつながりますよ。

パーキンソン病の方で鹿児島にて運動を続ける方法やリハビリにお悩みの方は、いつでも『ASPATH(アスパス)』へご相談ください。

焦らずにご自身のペースを守りながら、健康で安心な毎日をつくっていきましょうね。

この記事の執筆者 

山口 祐弥(やまぐち ゆうや) 

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ASPATH(アスパス)代表 / 理学療法士

パーキンソン病を専門とする理学療法士(保健学修士 / LSVT-BIG®︎認定療法士 / 脳卒中療養指導士)。 

総合病院や都内のパーキンソン病運動施設での14年以上の臨床経験を経て、現在は地元の鹿児島市でパーキンソン病と脳卒中専門トレーニングスタジオ「ASPATH」を運営しています。 

保険外リハビリの現場に立ちながら、『適切な時期に適したトレーニングができる場所』を提供し、一人ひとりの目標から逆算した身体づくりと、生活に役立つ情報の発信に取り組んでいます。

結びと初回体験のご案内 

私たちアスパスは、これからもパーキンソン病と共に生きる方の『人生の伴走者』として、やりたいことに挑戦できる身体づくりをサポートしていきます。

日々の臨床現場で得た専門的な知見や最新の運動療法を、一人ひとりの体調や症状の波に合わせたマンツーマンのトレーニングへ還元していくことを大切にしています。

「このまま症状が進行するのではないかと不安…」
「最近、足がすくみやすくなった気がする」
「姿勢が丸くなってきたからどうにかしたい…」
「足がつまずきやすくなってきた…」


など、お身体のことでお悩みの方やそのご家族様は、どうぞお気軽に初回体験へご相談ください。

ご自宅への訪問サポートや、ご夫婦での見学も大歓迎です。

引用文献

  1. Tsukita K, Kikuya A, Yoshimura K, et al. Temporal Dynamics and Cross-Sectional and Longitudinal Factors Associated With Motor Reserve and Outcome in Patients With Parkinson Disease. Neurology. 2025. 
  2. Ouegnin A, Valdes K. Client Preferences and Perceptions Regarding a Written Home Exercise Program or Video Self-Modeling: A Cross-Sectional Study. Journal of Hand Therapy. 2020 Jan-Mar;33(1):67-72. 
  3. Hill B, Perri-Moore S, Kuang J, et al. Automated Pictographic Illustration of Discharge Instructions With Glyph: Impact on Patient Recall and Satisfaction. Journal of the American Medical Informatics Association. 2016;23(6):1136-1142. 
  4. Talevski J, Wong Shee A, Rasmussen B, et al. Teach-Back: A Systematic Review of Implementation and Impacts. PloS One. 2020;15(4):e0231350. 

この記事のテーマ

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